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新着情報―海城中学校・海城高等学校―

2013/12/18

トトロの森、自然環境の保全活動 実施レポート⑥

11月3日(日)、季節はずれの台風の影響で乾きが悪く、当初の予定より1週間遅れで、先日刈られた稲の脱穀作業が行われた。
会場はこれまでの北野の谷戸ではなく、「トトロのふるさと基金」の事務局があるクロスケの家で、海城生8名を含む約20名が参加した。


クロスケの家母屋




玄関




居間から土産物コーナーを臨む






まずは、2台の足踏み脱穀機の使い方を関口教諭がレクチャー。
1台は、地元農家から借りた明治製のもので、もう1台は関口教諭が学生時代に懇意だった農家から譲り受けたものだという。
機械は、足で木製のペダルを踏むと、太い針金のような突起が付いた円形の胴体が回転し、そこに稲の束を触れさせることで、削り取るようにもみを取っていく仕組みである。片足でペダルを踏み続けながら、作業をしていかなければならず、関口教諭も「これまでの稲作仕事で、一番きついかもしれません」と話し、作業に慣れないうちは、胴体の回転する勢いに負け、稲の束をばらばらにしてしまい、あわてて作業をストップし、稲を集め直す生徒の姿も見られた。


脱穀機1




脱穀機2




脱穀機の使い方をレクチャー




脱穀作業









また、それと同時に脱穀機で取りきれなかったもみを一粒一粒手で、稲から外していく作業もスタート。
こちらも根気のいる作業で、海城生たちは談笑したり、退屈しのぎにとしりとりをしながら作業をしていた。







そして最後に、唐箕(とうみ)という農具で、細かいワラくずと実の入っていないもみ殻、もみを分類する。
唐箕にこれまでの作業で選別したもみを入れると、ハンドル部分を手で回して内部に風を起こし、それぞれが重さによって3種類に分類されて別々の出口から出てくる。
これで集まったもみが、今年の稲作で得られた収穫となる。


唐箕




唐箕での作業







棒を操り、唐箕の風車を回す。 回すのにはコツが必要!









この日は、3つの工程を、コシヒカリ、キヌヒカリ、もち米の順に実施。
すべてを人の手で行う脱穀作業を経験し、筆者自身も“先人の知恵”に驚かされるとともに、生徒たちも興味津々で、脱穀機や唐箕の仕組みに触れていた。


労働の後の食事はうまい!






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