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新着情報―東京女学館中学校・高等学校―

2014/11/29

生物部 「第6回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト」 優良入賞

東京理科大学理窓会主催 第6回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門)において、生物部の研究論文『メダカの視運動による捕食者の認識』が優良入賞を果たしました。

彼女たちは今年の春に取材した際に(SCHOOL vol.37 掲載)、今回の研究について「たくさん実験を重ねて、いい結果を出したい」と話していました。その言葉通りの快挙です。生徒たちに喜びの声を聞きました。


生物部で飼育しているモルモット一家と一緒に



―おめでとうございます。

「ありがとうございます。中1で入部してからずっと、賞を獲る先輩の姿を見ていたので、自分たちもいつかは絶対獲りたいと思っていました。高2となり最後のチャンスでしたので、優良入賞できて本当によかったと思います。でも、もうちょっとがんばったら、優秀賞、最優秀賞に届いたのかなと思うとちょっとくやしい。
前回の取材で賞を獲りたいと言っちゃったので、獲れなかったらどうしよう! もう後戻りできないと思っていたんです(笑)。有言実行できてよかったです!」

―今回のテーマ『メダカの視運動による捕食者の認識』を簡単に説明してもらえますか?

「メダカが他の個体の何を見て、敵と認識しているのかを調べました。前半の実験は、視運動について。それを踏まえた上で、生物の形、例えばザリガニのハサミの形を見せたり、実際に金魚を同じ水槽の中に入れてみたりしました。


実験台の上にはさまざまな形のハサミが




メダカを入れた水槽にハサミを貼った紙を巻きます



その結果、相手の目の大きさに反応することがわかりました。目が小さいと体が大きくてもあまり反応せず、体が小さくても目が大きいとすごく反応します。だから、カメラのレンズも逃げちゃうんですよ。この結果はだいたい予想していた通りでした」

―前回の取材のときには「夏休みは毎日、実験かな?」と話していましたが…。

「最後の2週間は毎日9時から5時までがんばりました。実は、昨年の夏くらいから取り組んでいたのですが、学期中の部活動の時間だけでは、まとまった時間が取れなくてあまり進まなかったんです。




今回の実験は1回につき1分間計測して行います。同じメダカでも、日によって反応が良かったり悪かったり。気持ちがのらないとか体調がすぐれないとかあるんですかね(笑)。そのため、結果にバラつきが生じたりと大変でした。実験の組み立てや装置づくりも先生に相談しながら、自分たちで進めていきました」


前にあるモニターでメダカの反応を観察



―今回の坊ちゃん科学賞に向けて、研究に取り組んでよかったことは?

「表彰式に出席した際に、他校の発表を聞いて、まったく違うジャンルのいろいろな実験があると知ることができてよかったです。大学の先生と協力して取り組んだ学校など、専門的でレベルが高かった。他校の生徒もきっと好きだからがんばったんだろうなと思い、そういう姿勢は勉強になりました。でも、私たちも生き物が好きで取り組んでいるので、そこは負けたくない。生物部として、学校の代表で受賞したので、誇りを持ちたいと思います。
私たちは4人でこの実験に取り組んだのですが、作業の分担も最初は全然うまくいかなくて、それで予定より時間がかかってしまい、最後、バタバタになってしまいましたが、後半は段取りよく進めることができたので、その点は勉強になったと思います」

―今後の活動は?

「生物部は学年毎にそれぞれ研究テーマを設けて、3学期に1冊の部誌にまとめて最後に品評会を行います。私たちは高2ですので、来年の3月で引退。その活動が最後になります。現在は、ニワトリの有精卵を孵化させる研究に取り組んでいますが、時間がなくて最後までできないので、後輩にやってもらえたらいいなと思っています」

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