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新着情報―東京女学館中学校・高等学校―

2015/4/21

歌会始の儀 入選 小林理央さん(国際学級)に聞きました。

1月14日に皇居で開かれた歌会始の儀に、最年少入選者として出席した国際学級の小林理央さん(高1・当時中3)。

「入選すると思っていなかったので、宮内庁から家に電話があったときには、うれしかったです。
でも、驚きました。家族をはじめ、周りのみんなも驚いていました。
当日は、『松の間』に入ったら、空気が変わり、引き締まった気がしました」と振り返る。

披露された入選歌は
『 この本に 全てがつまつてるわけぢやない だから私が 続きを生きる 』

今年のお題は「本」。

「小さいころから本が大好き。有川浩さんの「図書館戦争」シリーズを読み終えた時に、登場人物とは、もうお別れなんだとさみしさを感じました。それに、本は、自分の知らない世界に触れることができる素晴らしいものだけど、人生は本の中にあるわけじゃなくて、自分自身で切り開いていかなければならないという思いを込めました」と話す。

「両陛下に作品について説明すると、『登場人物と別れるさみしさはわかります』と共感してくださいました。すごく貴重な体験で、自分の今までの人生の中でもとても心に残りました」

短歌は祖母の影響で5歳から始め、月に一回、集中してつくる。
「短いなかに言いたいことをどうやったら収められるかを自分で探したり、考えたりすることが短歌の魅力。これからも詠み続けたいと思います」

ちなみに小林さんは国際学級に在籍。
「クラスにはアメリカ、イギリス、ドイツ、シンガポール、クウェート、中国、インドといった国からの帰国生がいます。6年間クラス替えなしで、仲良く深い関係が築けています。また、ナチュラルに英語を話せる人が身近にいるだけで勉強になる。海外での生活について、いろいろと話してくれるので、日本と全然違っていて、楽しそうだなと思ったりしますが、だいたいみんな行ったばかりのときは、とても大変だったと言っているので、自然に英語が話せているわけではなくて、向こうで必死に勉強したから話せるようになったんだなとわかりました。

英語の授業は習熟度別で3つに分かれて受けています。帰国生でも話せて文法もできるという人もいるけど、話せるけど文法はちょっと苦手、という人もいるし、それぞれに合わせた授業で、英語が得意でなくても心配はいらないと思います」

国際学級の仲間たちと昨年4月にかるた同好会を立ち上げたという。

「中1の時の授業で百人一首をやったのですが、すごく楽しくて!じゃあ同好会をつくっちゃおうかと。でも、そんなに簡単につくれるものではなく、けっこう時間がかかりました」

サッカー研究同好会にも所属しているのだそう。

「周りの友達がいい人たちばかり。友達と一緒にいろいろとできることが楽しいです。授業も休み時間も」

最後に女学館の象徴である白いセーラー服に関して聞いてみると

「着慣れちゃっているので、特には…。でも、歌会始の儀に出席したときには、この制服でよかった!と思いました」




東京女学館中学校・高等学校ウェブサイト にて最新ニュースがご覧いただけます。

2014/12/16

ありのままの自然で学ぶ ビオトープ委員会

東京女学館は広尾の閑静な住宅街に位置しながらも、緑に囲まれた自然豊かな環境にあります。
「この恵まれた自然環境を活かし、自然との共生や環境問題について考える場をつくりたいと考えました。そこで、1996年の校舎改築時にビオトープを設置。同時に『ビオトープ委員会』も発足させ、生徒たちが管理・運営にあたっています」と広報副室長の桑原明子先生。




現在、ビオトープ委員会には、中1から高3の希望者18名が在籍しています。「やはり生き物好きな生徒が多いようです」と同委員会顧問の田中秀和先生。
ちなみに同校では理系学部に進学する生徒が多いのですが、その一因として、こうした興味関心の芽を伸ばす場が設けられている点が挙げられるかもしれませんね。



11月初めに取材に訪れると、ビオトープ委員会のメンバーは記念祭の準備に追われていました。
その手を休めて、委員長、副委員長(高2)が活動内容などについて話をしてくれました。

「女学館のビオトープは池を中心としてつくられています。コンセプトは『あまり手を加えずに自然のままで』。元々ここに生息していたものを整備・保全しています。そのため、ブドウや柿、枇杷、夏みかんといった果樹も生えています。また、実験用の田んぼをつくり、古代米を栽培しています。

委員会の活動は月に2~3回。主な活動内容は、ビオトープの管理運営です。コンセプトに基づいて、生き物が住みやすいよう最低限の掃除をしたり、訪れた人に気に入ってもらえるような空間づくりを心がけています。

また、学内外にビオトープの存在を広める役割も担っています。オープンスクールや記念祭では、ネイチャーゲームを実施したり、押し花で栞をつくって配布したり。多くの方に女学館の自然を感じてもらいたいと思います。




池には、ミズカマキリや野生のメダカ、クチボソ、ヤゴなどがいます。それから、毎年カエルがどこからかやってきて、春になるとオタマジャクシでいっぱいになります。そういえば、生物科の先生が授業中に、2月の暖かい日に、ふとビオトープへ行ったら、池にたどり着けずに動けなくなっているカエルを発見したので送ってあげたという話をしていました。『先生、そんなことしてるんですか?』と大盛り上がりでした(笑)。そういったビオトープの様子を観察記録としてまとめています。一週間ごとの当番制で、お手本となるように上級生からスタートし、後輩たちに回していきます。

それから、みんなが楽しみにしているのがイベントです。
夏休みには高校生の希望者で尾瀬合宿を実施。湿原を歩いて、植物の写真を撮り、記念祭で展示発表します。

12月には生物部と合同で、ムササビの見学に高尾山へ出かけました。
専門の先生に案内していただいて、ムササビが巣から飛び立つ姿を見ることができました!めったにできない経験ですので、とてもうれしかったです。

3月には収穫祭を行います。何の収穫かというと夏みかんです!
夏みかんはけっこう高いところになるので、採るのが大変。棒でたたいたり、木に登ったり(笑)。そうして収穫した夏みかんで、タルトやパウンドケーキ、クッキーをつくります。委員会を卒業された高3の先輩方も交えて、自然の恵みに感謝します。

アットホームで楽しそうだなと思って入ったのですが、本当にアットホーム(笑)。そこに魅かれて、中1からずっと続けています。それに、ビオトープの空気が好き! すごく落ち着くんです」

最後に「入学したときに、せっかく女学館に入ったんだから、女学館ならではの学校生活を送りたいと思いました。ビオトープ委員会での活動が、楽しい学校生活を送ることができている一つの要因だと思います」と話していたことが印象的でした。





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2014/12/5

アンネのバラを慈しみ、平和について考える ==アンネのバラ委員会

11月のある雨の日。
東京女学館の校門をくぐり、校舎へ向かうと、可憐に咲いているバラの花が目に留まりました。




アンネのバラです。




「本校では、生徒が主体的に生きるために、いろいろな機会を与え、問題解決能力をはぐくんでいきたいと自国文化の理解、国際的視野の育成、平和教育の推進、環境教育の推進、情報教育の推進、ボランティア学習の推進という6つのテーマを柱に教育を展開しています。

この“アンネのバラ”をきっかけに、平和への思いを深めてほしいと分けていただきました。平和とは、ただ今を生きているだけで守ることができるわけではありません。過去を知り、自国を知り、他国を知った上で、能動的な意思をもって行動することで、やっと守ることができるもの。生徒たちには、そういったことを学んでほしいと思います」と広報副室長の桑原明子先生。

このバラが同校に届けられた時に、特別委員会としてアンネのバラ委員会が設置されました。
現在、中1から高3の希望者約70名が水やりや草むしりといったバラのお世話や、平和学習に取り組んでいます。




記念祭に向けて展示物の制作に取り組んでいる生徒たちに話を聞きました。

「中1のときに友達に誘われて入会し、今年で5年目です。最初は何となくだったんですけど、バラを育てたり、平和学習に取り組むなかで、平和について考えるようになりましたし、もっと知りたいと思うようになりました。記念祭では平和学習の成果を模造紙にまとめて発表します。この展示を通して、いろいろな方に平和について知ってもらいたいと思っています」

「個人的には、お花の草むしりが楽しくて。すごく地味なんですけど、いろんな学年の人とワイワイ言いながら楽しくやるのが好きです。実感としてすぐに平和に結び付いている感じはしないんですけど、バラのためにはなっていますし(笑)」

「小学生のころから平和維持活動とかに興味があったので、この委員会に入りました。活動を通じて、前よりもっと平和について考えるようになったし、歴史などの新しい知識をたくさん得ることができたのでよかったなと思います」

「平和学習は毎年、テーマを決めて取り組んでいます。今までは、アンネ・フランクや杉原千畝といったホロコースト関連のテーマが多かったのですが、もっと現代の、私たちに結び付いた身近で考えやすいテーマでやってみたいなと思ったので、今年は緒方貞子さんにしました。緒方さんについて、最初は、女性初、日本人初の国連難民高等弁務官ですごい固いイメージを持っていました。でも、調べていくうちに、仕事と家庭を両立していて、女性らしいやさしいところもあると知ったので、これから私も生きていく上で、大学進学や就職、結婚といった選択に迫られたときは、緒方さんの生き方を参考にしたいと思います」




緒方さんの研究では、国連難民高等弁務官事務所でフィールドワークも行ったそう。
「私たち教員が話したり本で調べたりするよりも、すっと理解できたようで、お話をうかがって部屋を出てまず第一声、おもしろかった!と言っていました」と同委員会顧問の上田敍代先生。


愛吉・すずのバラ



現在では、アンネのバラだけでなく、第五福竜丸の犠牲者ゆかりの「愛吉・すずのバラ」やアウシュビッツで身代わりの死を選んだ「コルベ神父のバラ」、「ピース」といったバラも育てています。
また、毎年2月には、広島県福山市から講師の方をお招きして『接ぎ木の会』を開催。生徒や保護者といった学校内の希望者だけでなく学外にも呼びかけ、バラとともに平和の心を広めていっています。


ピース



「一番花をつけるのは、ゴールデンウイークのあたりですが、四季咲きですので、冬の寒い中でもポッと一輪、とてもきれいに咲いていたりします」と上田先生。
ご来校の際には、生徒たちが大事に育てているバラをご覧いただき、彼女たちの平和への祈りを感じてください。

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2014/11/29

生物部 「第6回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト」 優良入賞

東京理科大学理窓会主催 第6回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門)において、生物部の研究論文『メダカの視運動による捕食者の認識』が優良入賞を果たしました。

彼女たちは今年の春に取材した際に(SCHOOL vol.37 掲載)、今回の研究について「たくさん実験を重ねて、いい結果を出したい」と話していました。その言葉通りの快挙です。生徒たちに喜びの声を聞きました。


生物部で飼育しているモルモット一家と一緒に



―おめでとうございます。

「ありがとうございます。中1で入部してからずっと、賞を獲る先輩の姿を見ていたので、自分たちもいつかは絶対獲りたいと思っていました。高2となり最後のチャンスでしたので、優良入賞できて本当によかったと思います。でも、もうちょっとがんばったら、優秀賞、最優秀賞に届いたのかなと思うとちょっとくやしい。
前回の取材で賞を獲りたいと言っちゃったので、獲れなかったらどうしよう! もう後戻りできないと思っていたんです(笑)。有言実行できてよかったです!」

―今回のテーマ『メダカの視運動による捕食者の認識』を簡単に説明してもらえますか?

「メダカが他の個体の何を見て、敵と認識しているのかを調べました。前半の実験は、視運動について。それを踏まえた上で、生物の形、例えばザリガニのハサミの形を見せたり、実際に金魚を同じ水槽の中に入れてみたりしました。


実験台の上にはさまざまな形のハサミが




メダカを入れた水槽にハサミを貼った紙を巻きます



その結果、相手の目の大きさに反応することがわかりました。目が小さいと体が大きくてもあまり反応せず、体が小さくても目が大きいとすごく反応します。だから、カメラのレンズも逃げちゃうんですよ。この結果はだいたい予想していた通りでした」

―前回の取材のときには「夏休みは毎日、実験かな?」と話していましたが…。

「最後の2週間は毎日9時から5時までがんばりました。実は、昨年の夏くらいから取り組んでいたのですが、学期中の部活動の時間だけでは、まとまった時間が取れなくてあまり進まなかったんです。




今回の実験は1回につき1分間計測して行います。同じメダカでも、日によって反応が良かったり悪かったり。気持ちがのらないとか体調がすぐれないとかあるんですかね(笑)。そのため、結果にバラつきが生じたりと大変でした。実験の組み立てや装置づくりも先生に相談しながら、自分たちで進めていきました」


前にあるモニターでメダカの反応を観察



―今回の坊ちゃん科学賞に向けて、研究に取り組んでよかったことは?

「表彰式に出席した際に、他校の発表を聞いて、まったく違うジャンルのいろいろな実験があると知ることができてよかったです。大学の先生と協力して取り組んだ学校など、専門的でレベルが高かった。他校の生徒もきっと好きだからがんばったんだろうなと思い、そういう姿勢は勉強になりました。でも、私たちも生き物が好きで取り組んでいるので、そこは負けたくない。生物部として、学校の代表で受賞したので、誇りを持ちたいと思います。
私たちは4人でこの実験に取り組んだのですが、作業の分担も最初は全然うまくいかなくて、それで予定より時間がかかってしまい、最後、バタバタになってしまいましたが、後半は段取りよく進めることができたので、その点は勉強になったと思います」

―今後の活動は?

「生物部は学年毎にそれぞれ研究テーマを設けて、3学期に1冊の部誌にまとめて最後に品評会を行います。私たちは高2ですので、来年の3月で引退。その活動が最後になります。現在は、ニワトリの有精卵を孵化させる研究に取り組んでいますが、時間がなくて最後までできないので、後輩にやってもらえたらいいなと思っています」

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2014/3/13

泣いた 笑った 考えた 中3沖縄修学旅行

12月5日(木)~8日(日)にかけて、中学3年生の沖縄修学旅行を実施しました。

この修学旅行は、中学における平和教育の集大成。
「早すぎてもいけないし、一番感受性が豊かな時に。また、自ら学びにいく姿勢を求められる高校生になる前に、きちんと考える機会をつくりたいとこの時期に設定しました」と高野京子教頭。
同校では「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」 を教育目標に掲げ、それを具現化するための実践課題として、平和教育の推進、自国文化の理解、国際的視野の育成、環境教育の推進、情報教育の推進、ボランティア学習の推進と6つのテーマを設定しています。

準備開始は5月から。
生徒による旅行委員会が中心となり、行動班や体験学習の内容、事前学習のテーマなどを決定しました。
「旅行後半に行う体験学習は、この学年の特色を活かしたほうがいいと思い、生徒たちに任せましたら、かなり食べ物に興味があり(笑)。紅イモチップス、サーターアンダギーづくりに決まりました。やはり興味のある側から入っていったほうがいいと思いますので、例年、学年の特徴が出るところです」と学年主任の渡部さなえ教諭。

事前学習では、沖縄の歴史や、文化、自然、観光、また現地で見学する壕(ガマ)について、本やインターネットを用いて調べ学習を行いました。また、ひめゆり学徒隊のドキュメンタリー映画も鑑賞。「沖縄に行ったことがなくて、観光地というイメージが強い人もたくさんいると思ったので、沖縄戦の歴史などを学ぶことで、より一層充実した旅行になるように取り組みました」と旅行委員会の委員長を務めたIさん。この成果はしおりに掲載するとともに、11月に行われた記念祭でも『平和展』として発表しました。

旅行初日は平和祈念資料館を見学後、平和祈念堂にて平和祈念式を執り行い、折鶴でつくったレリーフを献納しました。このレリーフは中学2年次の美術で取り組んだ『平和』をテーマにした絵画をモチーフにしています。




旅行の前半では、壕や資料館、普天間基地に隣接する佐喜眞美術館を訪れました。

「今まで授業で聞いたり、資料を見たり、ドラマ・映画で見たりすることはありましたが、実際にその場所に立つと、本やテレビの中のことではなく、本当にあったことなんだということを改めて実感しました。特に壕に行った時は、この中で人が亡くなったり、殺されたりしたと伺って、戦争による死がすごく身近に感じられて怖いなと思いました」とIさん。

旅行委員会で副委員長を務めたEさんは「平和祈念資料館では、戦争を体験された方々の証言を目の当たりにし、今では信じられないようなことが、実際に日常的に行われていたということに驚きました。しかも何百年前という昔ではなく、最近のことだということに衝撃を受けました。戦争で亡くなってしまった子どもの写真や、実際に戦争時に使われていた洋服なども展示されていて、どれだけ悲惨なものだったかということが、本当に心に響きました。今まで平和について考えるにしても、漠然としたような感じだったんですけれど、今回の旅行をきっかけに、戦争がどのような悲劇であったのかを深く考えることができるようになりました。また、佐喜眞美術館で、普天間基地について地元の方にお話を伺ったのですが、基地との境にある柵の形が動物園のオリのように見えて、私たちは動物のようだ、動物園の中で飼育されているようだとおっしゃっていました。遠くにいるから、基地問題の現実がわからなかったんですが、住民の方々にお話を聞いて、騒音や墜落事故だけでなくて、そういうところでも、嫌な思いをされているのがよくわかりました」

後半では、体験学習と首里城へ。
体験学習は、やんばる自然塾(沖縄の自然にふれる。カヌーを体験)、伊江島(サイクリングで自然や戦跡を見学)、ニライカナイ(紅イモチップス、サーターアンダギー、紅型、シーサーづくり、ビーチコーミング等を体験)の3つのコースがあり、関心のあるものを選択しました。







Eさんは「伊江島のコースを選択しました。友だちとサイクリングをするのは初めて!体を動かしつつ沖縄について学べて、友だちともコミュニケーションを深めることができてよかったです」

Iさんは「私は体験学習も友だちとの仲が深まって楽しかったのですが、ホテルや空港でたまたま席が隣になった子たちととても仲良くなり、友だちの輪が広がったことがとても印象に残っています」と笑顔があふれていました。

今回の修学旅行を通じて、「大勢の人数をまとめることは、本当に大変でした。でも、協力してくれる人がたくさんいて、横のつながりを強く感じました」とIさんとEさん。

Iさんは「リーダーシップを取ることは好きなんですが、経験があまりありませんでした。これほど大きな長の役目は初めてで、やるべきことがきちんとわかっていない時もありました。でも、旅行を通じて、自分は責任ある立場にいるんだから、引っ張っていかなければならないし、やるべきことをしっかりやって、かつ、それ以上のことを出さなきゃいけないことを学びました。今は、とても達成感があります」

Eさんは「私はIさんに誘われて、ちょっと引っ込み思案だったり、人前に立つことが苦手な性格を直せるかなと思って、副委員長に立候補しました。この経験で、そうしたところが少しは改善されて、人をまとめることに少し自信がつきました」

渡部教諭は
「特に、今年の中3はパワフルだと思います。ストレートな表現の仕方をしますので、今回の旅行も本当に泣いたり笑ったり悩んだりがとてもストレートに出ていました。また、代表委員、班長といった長の生徒を中心に、いろいろな話し合いが毎晩なされました。初日に、行動について反省を促すと少し憮然としていた生徒が、最終日に『先生、帰りたくないです。本当に楽しかったです』と言ってくれたときには、彼女たちと過ごした時間が大変愛おしく感じられました」

高野教頭は
「110周年の年に教育目標をもう一度見直した際に、自主性をきちんと育てていくことを再確認しました。自主性を育てるといっても一朝一夕でできるものではないので、学年が低いうちからさまざま機会をつくっています。中学ではこの修学旅行が一番大きな場。週1回の委員会を生徒と学年主任、副主任が中心となり、話し合いながら、細かいところまで決めていきます。教員が決めてしまえば短時間で済むところを、何週間にもわたり生徒の意見を聞いた上で、できないことはできないと言わなければいけませんし、可能なことは最大限チャレンジさせます。また、現地でいろいろな方と接し、それぞれの思いにふれたことは大きかったと思います。3泊4日ですが、初日と最後の日では、言ってみれば生徒たちが別人に思えるほど大人になったと私たちが感じますから、彼女たちも自分なりに、成長を実感していると思います」


旅行委員会委員長Iさんと副委員長Eさん



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2012/11/5

体育大会 高三カドリール・プロムナードの様子を掲載しました

体育大会の最後を飾る、高校三年生のカドリール・プロムナードの様子です。 上2枚の写真がカドリール(ダンス)、他はプロムナード(行進)です。 心を一つにして作り上げる「風車」。続いて「校章」「TJK(東京女学館の略称)」を描きます。 そして最後に描くのが、今年度の高校三年生が相談して決めた人文字。互いに励まし、磨きをかけて志を高め合うという気持ちを込め、「励志」を描きました。

カドリール(ダンス)の様子です





プロムナード(行進)の様子です









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