SCHOOL 教育の心をつなぐ Visual Magazine [スクール]

中学・高校受験生のためのスクールライフビジュアルWEBマガジン

このサイトは中高一貫の魅力を、オリジナル記事とビジュアルで
伝えるスクールマガジン「SCHOOL」のWEB版です。

SCHOOLへのご意見・ご要望・お問い合わせ 定期購読のお申込み

TOP  >  学校を探す  >  芝中学校・芝高等学校  >  新着情報

新着情報―芝中学校・芝高等学校―

2014/10/28

日本から14,000km離れた職場 ―南極教室―

10月2日、芝中学校 芝高等学校では、南極大陸にある昭和基地と交信を行いました。今回交信するのは、現地で調査活動中の第55次南極観測隊の方々。日本との時差は6時間、距離にして14,000km、オーストラリアから片道約3週間という地球の最南端の土地です。またとない機会に多くの生徒が参加し、その時を今か今かと待ち構えていました。


衛星通信を使い、リアルタイムで対話を行います


今回の企画は、観測隊のメンバーの1人が芝の卒業生であることから実現。自らが発起人となり、天文気象部との合同で開催されました。

「南極教室、始まります」
先生の言葉に拍手が起こり、「せーの」の合図で生徒たちが声をかけました。
「宮道さーん!」


部活動の後輩である少林寺拳法部の生徒たちは道着を着けて参加しました


今回の企画の立案者でもある第55次観測隊の宮道さん
芝の卒業生でもあることから、今回の交信が実現しました


宮道隊員は在校時は少林寺拳法部や運動会の実行委員を務め積極的に校内活動に参加。卒業後も教育実習生として教壇に立ったり、学園祭を訪ねたりと芝と交流が続いていました。

当日の南極の気温は-25℃。その寒さを伝えるデモンストレーションとして、濡れたタオルを凍らせると、生徒たちからは歓声が上がりました。 その後、南極観測隊の仕事紹介として各部署との中継。またそれらにまつわるクイズが出題されました。芝の生徒たちは熱心に聴き入り、中には背を伸ばして食い入るように眺める生徒もいました。


日本で発生した地震は昭和基地に到達するまで何分かかるでしょう?


正解は…20分


野外活動を行う隊員とも交信



他にも、南極で観測したオーロラの動画や、昭和基地内の施設・生活の様子など、普段は見ることのできない貴重な映像が次々に紹介されていました。
生徒たちが特に興味を抱いていたのが温暖化問題。南極はCO2濃度は上昇したが、気温は過去50年間温暖化現象を確認していないという事実に、互いに顔を見合わせて驚いていました。



最後に質問時間が設けられ、生徒からは、

「電気やガスはどうなっていますか」
「観測隊に入隊するのに何か資格は必要ですか」
「南極生活で一番リラックスすることは何ですか」
「南極の氷と通常の氷はどう違うのですか」

と次々と質問が飛び、普段の生活では知りえない、はるか遠く離れた土地での生活・仕事に強い興味を覚えたようでした。

今回の企画を共同立案した村山先生は「実際に南極に行っている先輩がいるんだという驚きを生徒たちに伝えられれば」と語ります。

先輩の活躍を目の当たりにした生徒たち。将来の選択肢を広げる、貴重な時間となりました。


最後は手を振ってお別れ



芝中学校 芝高等学校ウェブサイト にて最新ニュースがご覧いただけます。