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新着情報―桜丘中学・高等学校―

2014/12/26

知ってるようで知らない『生徒会』の活動とは?

多くの学校に存在する生徒会。しかし具体的にどのような活動をしているのかとなると、今ひとつ思い浮かばないという方もいるのではないでしょうか。またその特色も各学校により様々で、活動にも個性があらわれています。
今回は桜丘高等学校生徒会室にお邪魔して、その活動内容を伺いました。

まずは生徒会の構成について

生徒会長・・・生徒会の取りまとめ、生徒総会での決議案の申請、桜華祭(文化祭)の総合取り仕切りなど
副会長・・・生徒会長の補佐、生徒会長と共同での活動が主
執行・・・生徒総会での票の集計や資料作成、クラスとの連携など。広範囲での活動が特徴
会計・・・生徒総会や桜華祭での集計など
書記・・・議事録や生徒会新聞の原稿・イラストの作成など

現在は総勢12人という桜丘高等学校生徒会。メンバーはテニス部・ダンス部・軽音楽部・体操部など部活と兼部している生徒がほとんどだそうです。


生徒会室にて



生徒会長の金子君 前回、桜華祭の準備の取材の際にもお話を伺い
学校を案内していただきました(→前回記事)

生徒会の大きな仕事の一つに生徒総会があります。1,000名を超える高校生全員が出席し、各クラスから提出された議案を元に審議を行う生徒主導の会合で、運営・司会進行などを生徒会が行います。前回は桜華祭直前に開催されました。
茂呂君(執行)「生徒総会で集まった票を集計したり、それをまとめたものを学級委員長に伝えて発信する、つなぎをやっていました。今回は2案が可決されたので、先生のところに申請しようと去年から話し合っていて、現在はそのための統計をとったり、表グラフにまとめて準備を進めています」

また今年より立ち上がった企画として『部活動連合』があります。
坂本君(副会長)「部活動連合というのは運動部・文化部それぞれの集まりを作るというのがコンセプトです。うちの学校は校庭がとても狭くて、放課後の部活動のときは部活ごとに調整してシェアしているんですが、それを個別にやりとりしていて、関与できない部活があったり、校庭が空いていたということすら知らないままだったりしているので」
こうした状況から発案し、今年の9月には各部長を集めての会議を行いました。初の試みではありましたが、意見や質問も多く、スムーズに進行していったそうです。
鈴木さん(副会長)「みんなもっと上手く変えてほしいという思いは持っていたので、自分たちがこうしたいという意見が多く出てきました」
茂呂君「文化部も同様の理由で作っています。現在は生徒会が主導で進めていますが、後々は生徒会が介在しない自律組織として立ち上げてもらおうと計画しています」

総務(運営)委員と連携して運営した桜華祭ではボランティアも実施。桜丘では東日本大震災の被災地への支援活動(→vol.28)が盛んで、昨年度は三陸の被災地の公立学校へ募金を行いました。今年度も募金活動を行い、集めたお金の使途・目的などを生徒会新聞※1で報告する予定です。


桜華祭では、他にも南三陸の郷土料理を手作りのポスターで紹介するなどの活動を行いました


生徒会室の棚には、継続企画であるリサイクル活動で集められた数年間分のペットボトルキャップが
現在送付先を選定している最中です



他にも、学校行事の裏方として、最近では川口市で行われた音楽鑑賞会の受付や誘導を行いました。また卒業式・入学式などの式典での送辞・歓迎の言葉を生徒会長が述べています。
変わったところでは体育祭で生徒会役員のTシャツを作成。着用して仕事したところ作業が円滑になったのだとか。
金子君「体育祭では荷出しやテント設営、式の司会など他の生徒より早く来て、遅くまで残って作業をするんですが、Tシャツを着ると目立って、先生たちから仕事を早くもらえたり、スムーズに進められたんです。これからも続けていきたいですね」
また別の部分でも恩恵が。
羽鳥君(高1)「体育祭で『影の精鋭』って書いてあるTシャツを生徒会の人たちが着ていたのを見て、かっこいいなって(笑)。それでその後、友人に誘われて生徒会に入ったんです」


音楽鑑賞会での一コマ
現地誘導の前にはしっかり腹ごしらえ


パフォーマーの方たちへの花束贈呈など表舞台の仕事も



こうした活動の他にも、全校朝礼での司会進行など、日々、陰に陽に桜丘を支え、盛り上げています。

※1 生徒会新聞は不定期で生徒会が発行している新聞で、現在は新聞同好会と共同で制作しています。
秋草君(新聞同好会部長)「元々は何年か前に生徒会のメンバーが新聞同好会を立ち上げたのですが、部員がゼロの状態が続いて。2カ月ほど前に復活させて、今のメンバーは4人です。生徒会新聞では生徒会役員の皆さんに学校行事などを書いてもらい、こちらでは雑記のようなものを書く予定です」




様々な活動をこなす生徒会ですが、過去には盛んではない時期もあったそうです。
金子君「2年前は全然人が入らなくて、定員割れを起こしていたんです。でも去年からオーバーするくらいに増えて。特に僕たちの代は積極性が高くて、前回もいろいろな部署で立候補が出て票を争いました。だから今いるメンバーは勝ち残った人たちです(笑)」

最後に、なぜ生徒会に入ったのか、また今も続けている理由を伺いました。

佐藤君(高1)「選挙の公約にも掲げたのですが、桜丘への恩返しというのが入った理由です。実はちょっと落ち込んでいた時期が過去にあって、でも先生や部活の先輩と触れ合う中で前向きになることができたんです。それでその恩返しをしたいと思い、副会長の坂本さんから『生徒会楽しいよ』と勧められて生徒会に入りました」
坂本君「去年も生徒会に入っていたのですが、不十分に終わった部分もあり、このままではだめだろうと。それに金子君が生徒会長をやりたいと言ったので、一緒に頑張っていきたかったんです。良くも悪くも生徒会はあまり表に出ないので、なんとか知らしめたいですね」
金子君「僕は高1の時に生徒会に入ってすぐ生徒会長をやると宣言していて、先輩からも色々と教えてもらっていたので、それを活かしてより良くしていきたいと思っていました。今進めている部活動連合など、後々に残る土台作りをしていきたいですね」


生徒会・新聞同好会のメンバー


総勢12人では決して広くはない生徒会室は席を立つのも一苦労。「冷遇されてるんです(笑)」と冗談交じりに言いますが、それも楽しんでいる様子。話す中にも自然と個性があらわれ、率先して学校を盛り上げていくことを語る姿は、まさに桜丘をあらわす縮図のように思えました。

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